清原和博500本塁打

sakusakuのDVDをきみぞおと観ていたらLiveでの巨人・清原和博の500号本塁打を見逃してしまいました。こうなりゃ夜のスポーツニュースだ!ということでNTVの スポーツ大MAXを観ました。





あまりの”作りこみ加減”にげんなりとしてしまいました。
 今日の野球中継はTBS系RCCの制作回だったので、当然NTV系の実況放送は無かったんです。だけれどスポーツMAXを見てみると”実況”がきっちり!・・・つまりはコレ 後付けなんでしょうね〜。(違っていたら”ごめんなさい”だが)喋りに臨場感が無いし、編集されている(カットがバシバシ割れている)Vに実況が切れることなく入っていたからテンションダウン、水を差されたような嫌な気分になりました。
 シーンが変わり スタジオでは清原と掛布が中継で対談。バッティングの相談などもした事があるという清原は、掛布の意見に真摯な態度で答え非常に良い時間が流れていました。 しかし今度も”とある事”をきっかけに、お祝いムードに水を差された気持ちになってしまいました。それは BGM

 
 当人同士が直接会えない為、中継モニターとイヤフォンを駆使して真剣トークを展開している最中に延々とロック調の洋楽が!(私の大好きなU2も聞こえてきていたなあ) 出ているBGMのヴォリュームをつかさどるミキサーの問題だったり、選曲が問題なのではなく ここにBGMは必要なのか?という疑問。




 最近の制作担当者は『間が持たないからBG下さい』とか 音楽がかかっていると何となく商品になった気がすると錯覚される方が非常に多いように感じます。よくよく考えると”自分の作った作品は駄作なので、音楽の力で何とかしてプロデューサーやデスクに怒られないようにしてください”と言っている様にも聞こえる。


横道に話が逸れてしまったが、せっかく日本のプロ野球史上8人目の500本塁打達成の日なんだからイヤラシク加工なんてしなくても良いのでは?と、思う訳なのです。確かに野球中継の時の画を超える特色を出して評価されたいという気持ちは分かりますが、このような過剰な演出に私個人は断固反対いたします。(なら、見なきゃいいじゃん との意見があるかもしれませんが、そうではなくて)シンプルが良い場合もあると思うのです。
 いっその事 本塁打が出た打席の全球紹介や、打ってからベンチに引っ込むまでをノーカットで流していただけた方が、さすが巨人を愛するテレビ局だなあ!と感服したよ、きっと。それと 清原が喋っていた”初めて敵チーム(カープ)を含めて喝采を浴びた”といわれるシーンに スポーツ番組にはもっと注目していただきたかった。カープファンを加えた球場全体が祝福している画を挿入したTV局、番組は果たしてどれほどあっただろうか? このような記念行事には敵も味方も無く”清原を観客誰もがリスペクトしてますよ”というシーンこそ 興味の薄い方をプロ野球へ(目を)向けさせるチャンスだったと思うのですが、どうでしょう?

 
 ドラマの主役をゲストで・・・とか、人気先行のミュージシャンやアーチストを招いたり、挙句はアニメ:名探偵コナンのタイアップをしてまで興味の無いお客さんを引っ張り込む事は無いと思う。どうしても と、言うならフジテレビのF1中継のように 地上波ではタレント司会 永井大山田優で 解説も初心者対象のダイジェスト中継、CSでは川井一仁の濃いリポートの入るフルサイズ中継(第2音声はサーキットノイズのみ)など2波に分けて放送を希望します。
自己中心的な意見をつらつらと失礼しました。清原選手500号本塁打 おめでとうございます!